栃木県鹿沼市で夏そばの収穫ピーク「今年は色づきがとても良い」地元の蕎麦店で提供へ
下野新聞
2025年7月3日

栃木県鹿沼市内のソバ農家でつくり、全国有数の栽培面積を誇る「日晃そばグループ」の、夏ソバの収穫作業がピークを迎えている。6月28日も茂呂の畑で、刈り取り作業を行った。
市内17人の農家で構成。約140haの畑を管理し、そのうち8~9割が遊休農地や耕作放棄地だった農地という。早刈りしたソバの実を、20~零下35度に温度設定できる保管庫で熟成させ「碧い瞳」のブランド名で全国に出荷している。
夏ソバは約120haで栽培。今年は6月20日に収穫を始め、この日も奈良部浩一代表(44)らが、黒く熟した実約2tをコンバインで刈り取った。
奈良部代表は「今年は色づきがとても良いので、皆さんに楽しんでほしい」と話した。収穫は7月中旬まで。7月上旬から、西茂呂2丁目のそば店「日晃そば」で提供する。
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