京成百貨店にスタバ 3日開店 市内最大、初の個室も 茨城・水戸

茨城新聞
2025年7月4日

コーヒーチェーンを展開するスターバックスコーヒージャパン(東京)は3日、茨城県水戸市泉町の京成百貨店地下1階に「スターバックスコーヒー水戸京成百貨店」を新規開店。同市内最大の店舗で、市内店舗初となる個室スペースを設けた。

店舗面積は241平方メートルで、自宅リビングのようなゆとりの空間が特徴。床は石畳調のタイルが敷かれるほか、創業の地・米ワシントン州シアトルの港やコーヒーの栽培風景など大小27のアートが店内を彩る。歴史や文化を感じられる内装となっている。

席数は75席でソファー席が主。同市内の店舗で初となる個室スペースは最大10人で利用できる。気軽に飲食を楽しんでもらうためのハイテーブルのほか、同百貨店で購入した商品の飲食ができるテラス席もある。同店の小磯恵奈ストアマネージャー(34)は「幸せな時間を届け、多世代が安心して過ごせる場所をつくりたい」と話す。

スターバックスの県内出店は2001年の同県取手市を皮切りに同店を含め43店舗目。水戸市内では8店舗となる。営業時間は午前8時~午後9時。店休日は京成百貨店の休館日と同じ。