栃木市中心部の蔵の街が幻想的に 巴波川沿いで夏恒例の「行灯まつり」始まる

下野新聞
2025年7月4日

栃木県栃木市中心部を流れる巴波川で1日、恒例の「うずま川行灯まつり」が始まり、125基のあんどんが蔵の街並みを幻想的に照らしている。9月末まで。

地元住民らでつくる「開運・幸来あかり委員会」が主催し、12回目。開運橋周辺~うずま公園の約800mに設置している。あんどんには、市出身の切り絵師故川島雅舟さんが制作した蔵や人形山車などの切り絵が施されている。

今回は初めて、栃木工業高電気科の生徒が制作したあんどんも設置。雨が降る中、幸来橋で点灯式が行われた。

開運・幸来あかり委員会の森田裕男委員長は「夏の夕べの雰囲気を楽しみながら巴波川沿いを散歩してほしい」と話した。点灯時間は午後7~10時。

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