彫刻家7人、個性的22点 水戸で作品展 茨城
茨城新聞
2025年6月30日

茨城県内の彫刻家7人の作品を集めた「第51回MITO彫刻展」が、同県水戸市泉町のアートセンタータキタで開かれている。テラコッタやブロンズ、木などで作った人物や動物、抽象などの22作品が並ぶ。同展は7月6日まで。
森山元國さんは女性像3点を出展。会場入口の正面に飾られた「煌(きら)めく」は女性のりんとした立ち姿を捉え、静謐(せいひつ)でありながら、今にも動き出しそうな力強さも漂わせる。北沢努さんが出品した2作品は石こうで作った人間の手足のようなパーツを木に接合しており、自然と共生する人の姿を表しているようにも見える。
森山さんは「個性ある作品を持ち寄り、立派な展示になった。ぜひ彫刻の魅力を味わってほしい」と来場を呼びかけている。展示は午前10時~午後6時(最終日は同4時)。