日光市で早朝しか見られない“神秘の絶景”　山頂に日の出が重なる「ダイヤモンド男体」湖面にも

奥日光・中禅寺湖西岸の千手ヶ浜（栃木県日光市中宮祠）周辺で20日早朝、男体山山頂に日の出が重なる「ダイヤモンド男体」が見られた。

快晴でほぼ無風となったこの日は、午前5時23分に太陽が山頂から出現。乙次郎橋付近で待ちわびたハイカーらが神々しい景色に見入った。

日光自然博物館によると、ダイヤモンド男体は千手ヶ浜周辺では5月中旬～7月下旬に見られる。観賞地点は今後、乙次郎橋付近から北側に徐々に移動するという。

日光自然博物館ではダイヤモンド男体に合わせ、7月27日までの土日祝日（不定期）に低公害バスの早朝便を運行する。山崎響子自然解説員（33）は「日の出前の雰囲気とともに、奥日光の朝のすがすがしさを楽しんでほしい」と話した。

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