絵画グループ展 風景や人物46点 6月1日まで 茨城・常陸太田
茨城新聞
2025年5月30日

茨城県常陸太田市の絵画グループ「アート萌サークル」(岡崎静男代表、会員14人)の第17回絵画展が6月1日まで、同市中城町の市民交流センターで開かれ、指導者の沼田久雪さんの作品も含め計46点を紹介している。
日頃の活動の成果の発表の場。市内の風景を描いた作品が多く、アジサイやコスモスなどの草花や四季折々の自然の風景、人物画など多彩な作品で、大きさも1~100号と見応えのある作品が並ぶ。
後藤幸子さん(85)は元小学校の桜の古木が気に入り、何度も足を運んで描いた。「古木を際立たせるための背景を工夫した。立派な木の表現がよくできたと言われるとうれしい」と笑顔。宮本守さん(83)は20年ほど前からタマネギが題材。作品「一隅」は「タマネギをアトランダムに並べた構図に苦労した」と紹介する。