創作汁物1位再び　常陸太田の3施設、数量限定で提供　茨城

茨城県常陸太田市のJR常陸太田駅前広場で開かれた「第12回汁ONEカップ2025」で優勝した汁物料理が、22、23、29、30日の4日間、市内3カ所の施設で数量限定で提供される。市内外の飲食店や団体など18店舗が参加し、来場者が1位を選んで投票した創作汁物で、「もう一度食べたい」の声に応える。

同イベントは2月23日に開催。同市産の食材を一つ以上使うことを条件にしたオリジナルメニューで競った。優勝したのは第1回大会から参加している「なんちゃっておぐらや」(同市高柿町、小倉屋食堂)で、「奥久慈しゃもと常陸太田産野菜　ザ・スープ」で悲願の頂点に立った。

同食堂は毎回、奥久慈しゃものガラでスープを取って、もも肉で作ったつくねを使うスタイルで参戦。今回はサツマイモと紅芯(こうしん)大根を入れて彩りを工夫。優しい味付けで、小さな子供から高齢者まで受け入れられるスープを心がけたという。

提供するのは、「道の駅ひたちおおた」内のレストラン「ShunSai」(下河合町)、里美温泉保養センター「ぬく森の湯」(大中町)、日帰り入浴施設「金砂の湯」(上宮河内町)の3カ所で、1杯500円。