大学野球 交流戦開催 茨城県で21~23日 高校や社会人も参加

茨城新聞
2025年3月15日

茨城県内外の大学と高校の野球部などが交流試合を行う「大学野球スプリングフレッシュリーグin茨城」が21日から3日間、県内六つの球場で開かれる。昨年に続き2度目の開催で、公式戦の出場機会が少ない大学1、2年生が実戦経験を積むのが目的。茨城県ゆかりの選手が13日、水戸市笠原町の県庁で記者会見し、意気込みを語った。

参加大学は県内の筑波大と常磐大、流通経大、日本ウェルネススポーツ大のほか、県外の慶大、立大、東大、明大、東海大の9校。さらに県内高校から常総学院、茨城、勝田工、石岡一、東洋大牛久、土浦一、土浦三、伊奈、下館一の9校と、独立リーグのBCリーグ茨城アストロプラネッツ、社会人野球の茨城トヨペットが参戦する。計20チームによる熱戦が展開される。

流通経大の大浦銀河(2年)=取手一高出身=は「地元で素晴らしい選手と対戦できるいい機会なので成長につなげる」と抱負。2023年夏の甲子園で優勝した慶応高のメンバーで慶大の渡辺千之亮(1年)=取手シニア出身=は「冬の間に成長した姿を十分に発揮する」と意気込んだ。

入場は無料。22日には中高校生を対象とする「地域交流プログラム」を実施する。前回の野球教室に加え、高校生の進路相談などを企画。筑波大の成田圭梧(2年)=土浦一高出身=は「前回を超える形になった。大会に磨きをかけ、規模が大きくなっていけばいい」と話した。