ベトナム文化映画で理解を 群馬・伊勢崎市で3月2日
上毛新聞
2025年2月23日
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ベトナムの文化や歴史などに理解を深めるイベント「ベトナム映画祭in伊勢崎」が3月2日、群馬県伊勢崎市境木島の人材派遣ワイズコーポレーション境総合文化センターで開かれる。技能実習生の実情を描く映画を上映する他、伝統舞踊のステージなどが催される。
技能実習生として来日した同国の女性たちの姿を描く「海辺の彼女たち」(2020年)を上映する。同作は、第33回東京国際映画祭などにも出品された。上映後、藤元明緒監督が舞台あいさつする。
ステージでは同国の伝統舞踊に加え、今年が終戦80年であることから沖縄の伝統芸能、エイサーの公演などもある。
同市には県内最多となる約1万6千人(昨年12月末時点)の外国人が暮らし、ベトナム人も多い。主催する自動車販売などを手がけるアイザワコーポレーション(同市)の相沢正雄会長(34)は「ベトナム人技能実習生に感謝し、その厳しい現実に目を向けることなどで、日本と外国の仲間がともに未来を築く方法を考えるきっかけにしたい」と来場を呼びかける。
午後1時半~4時半。参加無料。問い合わせは同社(☎0270-55-3414)へ。
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