那須どうぶつ王国の冬の魅力とは？　雪上をよちよち走るペンギン、寒さに強いアムールトラ…

栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国は寒い地域に生息する動物を多数飼育しており、寒い冬の時季だからこそ見られる愛らしい動物たちの姿がある。

南極周辺の海域に生息するジェンツーペンギンは、ペンギンの中で最も速い時速35kmほどで泳ぐ。海から巣まで、天敵に襲われないように走る姿も特徴的だという。

この躍動感ある姿を楽しんでもらおうと、池などが設置されている施設内を走って、泳いで、飛び出すイベント「ジェンツーラン」を開催中だ。

広報の平野知己さん（53）は「よちよち走っているかわいさに癒やされてほしい。寒い時季限定のイベントなので必見です」と呼びかける。3月21日まで。

高い人気のアムールトラも雪の中、りりしい表情を見せてくれる。ロシアと中国の国境を流れるアムール川流域に生息しているため、寒さには強いという。

24日までの冬季営業中限定で、飼育員がトラの生態や特徴などについて説明する「トラトーク」を開催している。

⇒カピバラの露天風呂も！那須どうぶつ王国の冬の名物