ゴルフクラブの高級新ブランド「SurLAnd(サーランド)」 大塚さん(群馬・富岡出身)が立ち上げ

上毛新聞
2025年2月15日

都内ゴルファーやインバウンド(訪日客)の高級クラブ需要に応えつつ日本製品の良さを売り込もうと、富岡市出身の大塚友広さん(42)=東京都=が、ゴルフクラブブランド「SurLAnd(サーランド)」を立ち上げた。

パターの旗艦モデル「ストリーマー」(41万8000円)を先月発売した。想像と実際の軌跡の差をなくすことを目指して設計した。柔らかく強い打感と、国内工場でステンレスの塊から削り出した「最も平ら」なフェース面が特徴。

ブランド代表で会社役員やアジアジュニアゴルフ協会理事兼GMを務める大塚さんは「世界的ブランドと遜色ない打感、音、転がりだ。マーケティングやブランド戦略にも力を入れ、日本の金属加工技術の素晴らしさを広めたい」とした。

サーランドは山に囲まれた同市丹生地区を示すサラウンデッド・ランド、ストリーマーは鳴沢不動尊の湧き水に由来する。地理的に独自の文化が生まれやすい環境で培った感性とアイデンティティーを込めた。

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