梅炒飯や梅かき揚げ味わって 群馬・みさと梅まつり 2月下旬から
上毛新聞
2025年2月6日
群馬県高崎市の箕郷梅林で開かれる「みさと梅まつり」(23日~3月下旬)に合わせて、梅を使ったグルメ企画が初めて開かれる。箕郷地域の学校給食や市役所地下食堂、まつり出店のキッチンカーなどで梅を使ったメニューを提供。まつりを盛り上げると共に、消費拡大や地域活性化につなげる狙い。
地元の特産品への関心を持ってもらおうと、箕郷地域の小中学校4校では27日、給食で梅を使用した料理を提供する。箕郷中は「ブリの梅照り焼き」で、箕輪小は「梅酢豚」、車郷小と箕郷東小は「箕郷の梅風味から揚げ」の予定。高崎産の梅ジャムや梅肉などを使用したメニューで、作り方はみさと梅まつりのホームページで公開する。
梅まつり会場では3月8、9の両日に出店するキッチンカーが梅を使ったメニューを用意するほか、市役所の地下食堂「はくもくれん」でも同3~7日、梅風味から揚げ定食を提供する。また、高崎シティギャラリー内の喫茶コーナー「アトリエ」(同4、11、19日)や、牛伏ドリームセンター(同1~31日)では、梅を使った炒飯やかき揚げなどを準備する。
企画を主催する同まつり実行委員会の永井静雄会長(70)は「箕郷の梅を守っていきたい。興味を持ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。