栃木駅にSL大樹がやってきた 東武鉄道×JR東日本の共演イベントにファン集結

下野新聞
2025年1月28日

東武鉄道のSL大樹とJR東日本のディーゼル機関車(DL)が共演する「SL×DL とちぎ鉄道フェスティバル」が25日、栃木県栃木市の栃木駅などで開かれた。SLは「小江戸とちぎ号」として特別運行し、栃木-下今市駅間を初めて営業運転した。

栃木市と両社が冬の観光誘客のために企画した。SLは午前10時13分に栃木駅の東武線2番ホームへ入り、後にJR両毛線のDE10形DLも到着した。

SL出発式には大川秀子市長や樋口達夫JR東日本高崎支社長らが出席。東武鉄道の志村健鉄道事業本部副本部長は「今回のつながりを生かし、関係者一丸となって観光PRや地域活性化をしていく」とあいさつした。

多くの鉄道ファンがカメラを構える中、94人の客を乗せたSLは午前11時半、汽笛を鳴らし煙を上げながら下今市駅へ出発。駅周辺では日光江戸村の公演やマルシェなども行われ、にぎわいを見せた。

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