スケボーに3人制バスケ 群馬・みどり市に「ストリートパーク」11日オープン
群馬県みどり市がボートレース桐生(同市笠懸町阿左美)に隣接する市駐車場跡に建設していたスケートボード場と3人制バスケットボールのコート2面がある「ボートレース桐生・みどモスストリートパーク」が11日、本格オープンする。手すりや階段を滑り降りる本格的な「ストリート系」のスケートボート場としては、県内で初という。
敷地面積は2900平方メートル。総工費は約2億円で、ボートレース振興会が1億円を負担した。敷地北側にスケートボート場が設けられ、コンクリート床に斜面や段差、階段、手すりなどが配置されている。このほか、パイプ状のランプ2基も設置されている。スケートボード場に隣接して、フェンスに囲まれた3人制バスケのコートがある。ナイター照明の設備も完備。
開所を記念して、11日にはスケートボードパリ五輪日本代表の永原悠路選手らプロスケートボーダー3人が演技を披露するほか、体験会なども開かれる。3人制バスケのコートでは3人制のプロチーム「MINAKAMI TOWN .EXE(ミナカミ・タウン・ドット・エグゼ)」とエスディージーズ・オオタキ(千葉)のエキシビションゲームが行われる。
須藤昭男市長は「将来、五輪選手が生まれるような施設となることを望んでいる。大会誘致なども考えたい」と話した。
利用は無料で、5日からみどり市民限定でプレオープンしている。利用時間は午前8時半~午後8時半(10日は午後1時まで)。ボートレース桐生の休場日(年約10日)は利用できない。問い合わせは、市競艇事業局(☎0277-76-2595)へ。