宇都宮動物園で間近に見られる“海の世界” 加茂水族館の協力で5種類のクラゲ展示

下野新聞
2025年1月7日

海なし県の栃木県でクラゲとタツノオトシゴの生態が学べる企画展「クラゲの世界にZOO(ズー)ムイン」が13日まで、宇都宮市上金井町の宇都宮動物園で開かれている。

世界最大級のクラゲ展示室がある加茂水族館(山形県鶴岡市)が協力。5種類のクラゲ約25匹と、辰年が縁で一昨年に加茂水族館から譲り受けた雌雄一対のタツノオトシゴを展示した。

クラゲは、水深500m以上の深海に生息し、触手がなく発光するシンカイウリクラゲ、九州天草地方で見られるアマクサクラゲなど、種類ごとに水槽を分けて紹介している。

荒井賢治園長(61)は「のんびりしたクラゲの動きを見て、癒やしを感じてほしい」と話す。入園料で企画展も楽しめる。

(問)宇都宮動物園028-665-4255。

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