「辰年」から「巳年」へ… 年末年始はゆっくり温泉で、群馬・みなかみ町の「辰巳館」も大忙し
上毛新聞
2025年1月3日
群馬県内各地の温泉地は年末年始をゆっくり過ごそうとする人でにぎわっている。干支の辰(たつ)と巳(み)の名を冠したみなかみ町上牧の老舗旅館「辰巳館」では、宿泊客をもてなそうと、スタッフが「はにわ風呂」を丁寧に清掃していた=写真。
宿名は創業者の深津謙三が1924年、風水などを参考に考案。千客万来の願いを込め、南東(辰巳)の方角に玄関を構えたことが由来となっている。人気のはにわ風呂は放浪の天才画家、山下清の貼り絵「大峰沼と谷川岳」を原画としたガラスタイルの壁画があしらわれている。
創業100年を迎え、4代目の深津卓也社長は「これからも一人一人のお客さまを温かく迎えていく」と述べた。
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