《釣り》トラウトの季節 到来 栃木・小山の管理釣り場 層変え探り攻略、10~15匹
冬にベストシーズンを迎えるエリアトラウト。お隣の栃木県にはたくさんの有名なフィールドが点在している。中でも小山市飯塚の「なら山沼漁場」は主にニジマス、ヤシオマスを放流する管理釣り場。エリアトラウトの大会でも使用される有名なフィールドで人気も高い。水戸店の同僚らと共に釣行した。
今回使用したタックルは、ロッド6フィート(約180センチ)、リール2000番クラス。エリアトラウトではナイロンやフロロカーボンなどを基本に、各人の好みに応じていろいろな素材のラインを使用するが、今回はラインの太さ3ポンドのエステルラインを選んだ。
この時期、トラウトは水温が高くまだ活性が低いため、アタリは小さくなりがち。その小さなアタリを逃さないようにとの意図でエステルラインを選択した。
当日の水はとてもクリアで水中の魚も所々で確認できる。比較的水深のあるフィールドなので、まずは重めのスプーンで始めてみた。カラーはゴールド、シルバーと派手めをチョイス。
それが良かったのかアタリが増え、ポツポツと数を追加。水温が上がり始めた昼過ぎからは、魚が表層付近に集まり出したので、表層の釣り方に変更し、軽めのスプーン(約1グラム)やトップウオータープラグなど、表層狙いのルアーが効果的だった。
表層の釣りはしばらくするとアタリが減ってしまった。層(レンジ)を変えて中層-底層(ボトム)を狙っていくような、探りの釣り方を試すとこれが思いのほか有効で、攻略の仕方もエリアトラウトの面白みと再認識した次第。
当日は午前8時から午後3時までの釣行だったが、10~15匹程度のニジマスが釣れた。これから徐々に池の魚も多くなっていくので今後に期待したい。
手軽に釣りができるエリアトラウト。足場も安定しているので子ども連れでも安心。最近では、キャンプ場と併設されている管理釣り場や、釣った魚をその場で食べられる所もある。これからがエリアトラウトのベストシーズン。皆さんも、エリアトラウトに挑戦してはいかがだろうか。(キャスティング水戸店・中村未来)