土俵の上で高く抱えられ…「泣く子は育つ」栃木県鹿沼市で子育て世代に人気の伝統行事とは?

下野新聞
2024年9月24日

栃木県鹿沼市樅山町の生子神社で22日、国選択無形民俗文化財「生子神社の泣き相撲」が行われた。約820人の乳幼児が雨の境内に泣き声を響かせた。

安産や子育てに御利益のある生子神社の「泣く子は育つ」ということわざにちなんだ伝統の習俗。境内に設置された土俵を使う。

力士に扮した氏子が3歳ごろまでの子どもを抱えて東西から土俵入り。「よいしょ」のかけ声で3度、抱え上げて泣き声を競わせた。

子どもたちは泣きわめいたり、満面の笑みを見せたりと、さまざまな反応を見せた。

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