野球の都にちなんだカラフルなマカロンラスク ファミマで販売 群馬・桐生第一高と洋菓子店が開発

上毛新聞
2024年9月15日

群馬県桐生市の桐生第一高(福田享校長)と洋菓子店「モンシェリー」(桐生市相生町、岩崎卓也社長)は、野球が盛んな地域性にちなんだカラフルな菓子「マカロンラスク」を共同開発した。「球都桐生の日」の10日、同校で関係者が商品をお披露目。桐生、伊勢崎、太田各市のファミリーマート計9店舗で同日から販売が始まった。

同校製菓衛生師コースの3年生が考案し、モンシェリーが製造した。マカロン生地を焼き上げたラスクは野球のボールをイメージした丸形で、香ばしいローストアーモンドと甘い風味が特徴。5色7枚セットを筒状の包装に重ねて入れると、特産の桑茶をまぶした緑と茶がグラウンド、ピンクが球児、白がボールなどとなり、野球の試合風景を表現したという。400円。

同校の小西葵さんは「桐生の魅力が詰まったマカロンラスクを多くの人に手に取ってもらいたい」とPRした。岩崎社長は「具体的なアイデアを出してもらい、試行錯誤して商品化できた」と話した。

球都にちなんだマカロンラスクをPRする桐生一高生徒とモンシェリーの岩崎社長(右)

「産官学金」の4者連携で地域活性化に取り組む東和銀行(前橋市本町、江原洋頭取)が、両者のマッチングと販路紹介を担当し実現した。