栃木県鹿沼市で2週連続の花火 さつき祭りに華を添えた1000発の大輪

下野新聞
2024年6月4日

3日まで開催された「鹿沼さつき祭り」協賛の花火イベントが1日夜、栃木県鹿沼市楡木町の鹿沼72カントリークラブで開かれ、1000発の大輪が初夏の夜空を彩った。

鹿沼72カントリークラブなどを運営する鹿沼グループの主催。新型コロナウイルス禍の中で人々を元気づけようと、さつき祭り初日恒例の「黒川の花火」が中止になった2020年の秋に初めて実施。翌年から毎年、さつき祭りに協賛している。

今年は、黒川の花火が5月25日、5年ぶりに行われたのに続き、2週連続でさつき祭りを盛り上げた。

午後7時半、オープニングスターマインに始まり、能登半島地震復興応援花火や目玉の1尺玉などが約30分間、鮮やかに打ち上げられた。

鹿沼72カントリークラブ敷地内では事前申し込みをした約700人が観賞。鹿沼グループの福島範治社長(53)は「協賛花火としても4回目となり定着した。地域の人たちに元気を届けられてうれしい」と話した。

打ち上げに先立ち、鹿沼72カントリークラブと同クラブ理事会は市に各10万円を寄付した。

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