“マス釣りの聖地”に初日から多くの人 奥日光の中禅寺湖で岸釣り解禁

下野新聞
2024年4月3日

「マス釣りの聖地」として知られる奥日光の中禅寺湖で1日、岸釣りが解禁となった。昨秋の降水量不足などで、水位が例年より1.5メートルほど低い状況の幕開けとなったが、釣果を期待する栃木県内外の多くの釣り人が足を運んだ。

空が白みかけた午前5時に合図の花火が打ち上げられると、太公望たちは一斉にさおを振り出し、静かな湖面に集中していた。中禅寺湖漁協によると、午前8時時点の遊漁者数は昨年より少ない426人だった。

長野県安曇野市、会社員男性(64)は「中禅寺湖は聖地といわれるだけあって規模感が魅力です」と満足そう。

同漁協は「暖かい穏やかな解禁となったが、南側は3月の残雪が多い。気を付けて楽しんでもらえたら」としている。船釣りは20日に解禁される。

⇒中禅寺湖周辺の駐車場有料化へ 栃木県が県営7カ所で 現在の有料駐車場は値上げに

地図を開く 近くのニュース