栃木・真岡の千代ケ岡八幡宮で3月24日に「いちごマルシェ」 農産物、雑貨、飲食…特別な御朱印も

下野新聞
2024年3月21日

栃木県真岡市久下田の千代ケ岡八幡宮は24日、「第1回いちごマルシェ」を催す。二宮地区が誇るイチゴを通じて、昨年から本格的な振興に取り組む神社と地域の結び付きを強める。近くの長沼八幡宮と連携し、特別なイチゴの御朱印を100枚限定で頒布するのをはじめ、イチゴや農産物などを販売する。

イチゴをモチーフとした雑貨、ひょうたん工芸、アクセサリー、布製の小物、御朱印帳などを扱う店も出る。ピザやクレープなどを提供するキッチンカーと合わせ20店ほどが並ぶ。

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堀口邦夫宮司(61)が昨年3月、長年勤めた県神社庁を退職し、千代ケ岡八幡宮の振興に、より腰を据えられるようになった。

インスタグラムによる情報発信や県の「いい芳賀いちご夢街道」の活動に加わるなど力を入れている。イチゴの里としての地域や生産日本一と縁をかけた「日本いちご縁結び」の神社のPRとしてマルシェを企画した。

イチゴの御朱印は2019年から定期的に作っており、関東一円や全国から反響があり、手応えを得ていた。長沼八幡宮と手を携え、今回の催しのために新たなものを用意した。

堀口宮司は「二足のわらじで活動が限られていた分、地域への恩返しを込めて盛り上げていきたい」と話す。

午前10時~午後3時。御朱印は初穂料1000円。(問)千代ケ岡八幡宮090・7840・2868。

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