三毳山、薄紫に春の装い カタクリ満開佐野の群生地
下野新聞
2017年3月29日
【佐野】町谷町の「万葉自然公園かたくりの里」でカタクリの花が見頃を迎え、山の斜面を薄紫色に彩っている。
三毳山(みかもやま)の北側に位置する同公園は、約1・5ヘクタールの斜面に約150万株のカタクリが集まる全国でも有数の群生地。薄紫色の花と葉の緑色のコントラストが訪れた人を魅了している。
連日の雨天から一転して快晴となった28日、多くの人が訪れ写真撮影する姿などが見られた。毎年、写真撮影に訪れるという埼玉県桶川市坂田東2丁目、無職矢島博二(やじまひろじ)さん(69)は「例年に比べてややまばらな印象だが今年もきれいに咲いている」と笑顔で話した。
同施設管理センターによると、4月上旬ごろまで楽しめるという。
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