栃木・大田原で新春恒例の花市にぎわう 良い年を願って熊手、だるまなどの縁起物選び
下野新聞
2024年1月15日
新年の風物詩である大田原花市が12日、栃木県大田原市中央2丁目の中央多目的公園北側の市道で開かれ、無病息災などを願い縁起物を求める人らでにぎわった。
地元有志でつくる世話人会が主催した。白河信用金庫大田原支店前の交差点から、栄町屋台収納庫前までの約500メートルに、約150の露店が出店。赤、青、黄など色とりどりで大小さまざまなだるまのほか、熊手などが並んだ。会場には能登半島地震被災者支援の募金箱が設置された。
那須塩原市、電気工事会社経営の男性(59)は、わらで作られた縦横約60センチの宝船を買い求めた。えとにちなんで編み込まれた竜の形が気に入ったという。「ことしは年男。年齢を考えると、まずは健康、その上で商売繁盛を願います」と話した。
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