つくばワイナリー、限定新酒5種 順次発売 茨城

茨城新聞
2023年12月29日

不動産管理会社のカドヤカンパニー(茨城県小美玉市、岡崎正光社長)が運営する「つくばワイナリー」(同県つくば市北条)は、年末から1月にかけて、新酒として醸造したワイン「プリモシリーズ」として、計5種類を順次販売する。正月や早春にかけての需要に応え、季節限定の新鮮な味わいのワイン販売を展開する。

プリモシリーズはその年に収穫されたブドウで醸造する。同社はまず、ルージュとロゼを発売した。スパークリング好きの顧客向けの商品も用意する。

マスカットベリーを100%使った2種も提供。2022年350本が売り切れ好評だったロゼワイン、SAKURA(サクラ)は600本に増やす。

新たに梅の季節に合わせ、濃い色合いの赤とロゼの中間、UGUISU(ウグイス)も350本限定でリリースする。いずれも1月に発売する。

ルージュは富士の夢品種で従来の赤ワインよりも色素を抑えた。720ミリリットル入り税込み2860円。約千本を販売する。ロゼは、ロゼワインにマスカットベリーを加え、飲みやすい味に仕上げた。同2860円で、約650本を売り出す。スパークリングは同3410円で、500本を用意。ほかにUGUISUは2420円、SAKURAは2860円。