かき氷はもう“こおりごおり” イルミネーション点灯式で早食い大会 群馬・下仁田町

上毛新聞
2023年12月29日

群馬県の下仁田町商工会青年部によるイルミネーションが、同町の道の駅しもにたで始まった。4年ぶりに点灯式が開かれ、幻想的な光景や記念イベントを満喫する町民でにぎわった。来年2月中旬までの午後5~10時に駅を鮮やかに彩っている。

点灯式に合わせ、かき氷の早食い大会を初めて実施。気温5度を下回る寒空の下、子どもから大人まで10人が懸命にスプーンを口に運んだ=写真。優勝した下仁田中2年の高橋聡太さんは「冷たかった。もう氷には“こおりごおり(こりごり)”だ」と笑った。

青年部員と下仁田高の生徒が協力し、約4万個の電球を設置した。中心となって進めた同部の片柳亮さん(34)は「普段は道の駅に立ち寄らない人も、この機会にぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。