田んぼのリンク、児童楽しむ 住民と厳寒の「贈り物」

下野新聞
2017年1月25日

 県内でも寒さがピークとなる中、那須塩原市横林の横林小では手作りの屋外スケートリンクが完成。子どもたちが天然氷での滑りを楽しんでいる。

 リンクは、学校に隣接する約300平方メートルの田んぼを農家から借りて、PTAや地域住民が整備。昨年11月末から土手作りなどを始め、気温が下がる日を見極めながら水を張り、先週末に出来上がった。

 時折雪が舞う寒空となった24日は、児童24人が体育の授業で利用。同校5年鈴木瞬(すずきしゅん)君(10)は「ツルツルで滑りやすい。寒くても次のスケートが楽しみ」と話した。

 宇都宮地方気象台によると、24日の県内は冬型の気圧配置の影響で最低気温が那須烏山で氷点下8・4度、鹿沼で同6・2度と今季最低を記録した。厳しい冷え込みは25日まで続く見込み。

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