登山記念、手拭い好評 茨城・土浦 人気の小野越連山

茨城新聞
2023年3月15日

茨城県土浦市小野の観光施設「小町の館」で販売しているオリジナル手拭いが人気を博している。2018年から同館の裏手にある小町山など「小野越(おのごえ)連山」に登山道が整備されたのを機に、山並みをデザインして昨年製作された。週末になると多くの登山客が訪れ、登山記念として既に約150本が売れた。同館は「手拭いをお供にハイキングを楽しんでもらえれば」と話している。

手拭いは縦36センチ、横88センチの木綿製で800円。れんが色で、アルファベットで左から鬼越山、小町山、朝日峠、清滝山の四つの山頂を描き、全体を小野越連山と記した。同館の売店で販売している。

アイデアは同館の飯村甚館長。18年4月に地元の住民有志が山を切り開いて登山道を整備して以降、週末には登山口となる同館駐車場があふれるほどハイキング客が訪れることに着目した。記念品を何か作れないかと考え、登山土産として人気があり、使い道が幅広い手拭いを思い付いた。

デザインは自ら担当。白い紙に黒いペンで原画を描いた。市職員の協力でパソコンの描画ソフトを使って色を反転させ、宇都宮市の染色会社「中川染工場」に製作を依頼。昨年6月に緑色で100枚を作り、売り切れたため11月にれんが色で100枚を作った。現在残りが50本ほど。次は藍色で発注する予定という。

飯村さんは「登山だけでなく食卓で使ったり物を包んで持ち運んだりと用途が広い。山を訪れた思い出として使ってもらえれば」と期待を込めた。