年明け2日も下りは渋滞多発か、年末年始の高速道路の予測 群馬県内が関係する10キロ以上は6回

上毛新聞
2022年12月27日

年末年始を控え、ネクスコ東日本関東支社とネクスコ中日本の東京、八王子の各支社は、関東甲信と静岡県内の高速道路での12月28日から1月4日までの渋滞予測を発表した。事故などの影響を除き、10キロ以上の渋滞が予測されるケースを集計しており、群馬県内を含む区間で30キロ以上の長い渋滞の発生が見込まれている。下りは年内だけでなく、年明けの2日午前も渋滞が集中するとみている。

ネクスコによると、下りは29、30日と2日のいずれも午前を中心に渋滞が発生する見込み。下りの10キロ以上の渋滞は年末年始期間に29回と予測しているが、このうち2日に10回(いずれも10~29キロ)、30日に6回(10~29キロ5回、30キロ以上1回)、29日に3回(10~29キロ2回、30キロ以上1回)と3日間に集中している。

一方の上りは2、3日とも日中から夜にかけて多発するとみている。上りの10キロ以上の渋滞は69回と予測し、このうち2日に24回(10~29キロ21回、30キロ以上3回)、3日に17回(10~29キロ14回、30キロ以上3回)と激しい混雑を予想した。

30キロ以上の渋滞は8回と予測した。下りは29日に東名高速で秦野中井IC(神奈川県)付近を先頭に45キロ(ピークは午前10時)、上りでは3日に東名高速で綾瀬スマートIC(神奈川県)付近を先頭に55キロ(ピークは午後4時)が最も長い渋滞となる見込み。群馬県内を含む区間では、2、3日とも東北道上りの埼玉県の加須IC(埼玉県)付近を先頭に30キロ以上(ピークは両日とも午後5時)の渋滞が予想されている。

過去の渋滞や最近の交通状況を踏まえて予測した。ネクスコは渋滞の緩和のため、利用の日にちや時間帯を変えるなどして利用するよう呼びかけている。渋滞予測は特設サイトで確認できる。

群馬県内が関係する予測は次の通り
場所は渋滞の先頭、距離と時間はいずれもピーク時)
《下り》
①12月30日 関越道・駒寄PA付近 15キロ 午前8時
②1月2日 東北道・羽生PA付近 25キロ 午前10時
《上り》
①1月2日 東北道・加須IC付近 35キロ 午後5時
②1月2日 関越道・駒寄PA付近 10キロ 午後5時
③1月2日 関越道・沼田IC付近 10キロ 午後6時
④1月3日 東北道・加須IC付近 30キロ 午後5時

 

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