海上の月にうっとり 大洗、歌や踊り披露も
茨城新聞
2016年10月16日
海岸線から昇る月を眺めながら、団子などを楽しむ「月見の会」(大洗のまつり実行委員会主催)が15日、大洗町の大洗海岸で開かれた。100人以上が集まり、海上に浮かぶ満月の下、無料で振る舞われた団子やけんちん汁に舌鼓を打った。
会場に設けられたステージでは、大洗磯崎神社が巫女(みこ)舞を、地元有志が磯節などを披露。訪れた人は写真を撮ったり、音楽に合わせて手拍子をしたりしていた。
職場の同僚と訪れた石崎紀子さん(50)は「月がとてもきれいで、けんちん汁もおいしい。来てよかった」と笑顔。小谷隆亮町長は「大洗の月は水戸光圀公も愛した。月見の会を通して、大洗の魅力を知ってもらえたら」と話した。
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