スプレーギク出荷に大忙し 東吾妻

上毛新聞
2016年8月3日

ㅤキクの産地、東吾妻町の生産農家がお盆用の「スプレーギク」の出荷に追われている。同町植栗の須田幸三さん(72)方では、ハウスの中で黄色の花が咲き始めた。
ㅤJAあがつまが扱うスプレーギクは東吾妻、中之条、長野原、高山の4町村で58軒が生産。年間約500万本が首都圏に出荷されている。各農家は長さを切りそろえ、箱詰めする作業に大忙しだ。
ㅤ県蚕糸園芸課は「本県のスプレーギクは冷涼な地域で作られ、発色が良く評価が高い」と説明する。