結城観光物産館がリニューアル　空き店舗活用、名産品そろえる

　結城市結城の「結城観光物産館」が1日、空き店舗を活用してリニューアルオープンし、記念のセレモニーが同館で開かれた。関係者や近隣住民ら約20人が集まり、駅前のにぎわい創出に向けた第一歩を祝った。
　同館は市街地の活性化を狙いにＮＰＯ法人結城まちづくり研究会（桑田博理事長）が運営。ＪＲ結城駅北口に立地し、従来より50メートルほど北西側の事務用品店跡に移転した。面積は36平方メートル。
　同研究会オリジナル商品の桑の実を使ったジャムやゼリー、お茶のほか、結城紬つむぎといった同市の名産品などを販売している。
　式典では厳かに神事が執り行われた後、桑田理事長が「情熱をもって新しい物産館の繁栄に努めていきたい」とあいさつした。同館の営業は午前9時半～午後5時。不定休。同館(電)0296(32)5330。