《上州真田》沼田との縁 思いはせ 「真田丸展」 撮影衣装や小道具展示
NHK大河ドラマ「真田丸」の世界などを紹介する「上州沼田真田丸展」(20日開幕、沼田市・グリーンベル21)のスタートを前に、内覧会が18日開かれた。沼田と真田の関わりの深さを強調する内容で、地元の情報を盛り込みながら、激動の時代や人物像を視覚的に分かりやすく紹介している。
会場は有料と無料のコーナーに分かれ、有料コーナーには①沼田と真田の関係性を示す展示②ドラマ関連③沼田城関連の各ゾーンを設けている。
ドラマ関連では、脚本の三谷幸喜さんや主役の信繁(幸村)を演じる堺雅人さんのコメントパネル、撮影で使われた衣装、小道具を展示。ドラマのタイトルバックで使われている、左官の挾土秀平さん作の壁を飾っている。信幸(信之)の妻、小松姫を演じる吉田羊さんがナレーションを務めた映像のシアターも設けられた。
沼田城関連では、県指定重要文化財の城鐘(じょうしょう)や、利根実業高生が修復した模型、本丸跡で発掘された瓦などが展示され、来場者の関心を集めそうだ。
無料コーナーは、高崎市の清水英寿さんが作った登場人物の「糸締め人形」、真田街道の沿線旧13自治体を紹介するパネルなどを飾っている。
同展は利根沼田5市町村でつくる「利根沼田真田丸プロジェクト推進協議会」が主催。来年3月31日まで。開館は午前9時~午後5時。大人500円、小中学生200円、未就学児無料。問い合わせは同展入場券管理センター(0570・00・6667)へ。
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