水戸・京成百貨店「味と技展」 県内特産品一堂に集結
茨城新聞
2016年1月22日
茨城県内各地の特産品や工芸品を一堂に集めた「漫遊いばらきの味と技展」が21日、水戸市泉町1丁目の京成百貨店で始まった。県内の食品・工芸63社が出店し、昨年水害で被災した常総市からも7社が地元の名産品をPRししている。26日まで。
常総市からの出店ブースには、同市の農業生産法人「大地」の色鮮やかな5種類のミニトマトジュースや水産卸・加工販売「寺田屋商店」の西京漬けなど同市の特産品がずらりと並んだ。初日は老舗団子屋「春子屋」の1日100食限定商品が開店から1時間半で完売するなど、多くの人でにぎわった。
同市商工観光課の土井義行課長は「市内の商店街は復興が進んでいるものの、購買力はまだ弱く、売り上げが戻らないのが現状」と話す。鶏肉の加工食品を製造販売する鳥末食品の中島雅之社長(60)は「商店街では店を閉めているところが多いが、頑張ってやっていきたい」と笑顔を見せた。会場ではこのほかに6次産業化商品のブースなども出店。23日には県非公認キャラクター「ねば~る君」が登場するイベントなども行われる。
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