弥生人 北関東で交流 高崎 日高遺跡などの出土品
上毛新聞
2016年1月17日
特別展「ゆくもの くるもの―北関東の後期弥生文化」が2月7日まで、高崎市井出町のかみつけの里博物館で開かれている。弥生時代の水田跡で有名な市内の国指定史跡「日高遺跡」が本年度、史跡公園として利用開始になったのを記念した企画。県内外の土器や金属製品など約200点を展示している。
同遺跡から出土したつぼ、木製農具をはじめ、茨城、栃木両県で見つかった県内産とみられる土器などを紹介することで、活発化した地域間交流に思いをはせる内容だ。
渋川市の有馬遺跡から出土した鉄剣や銅の腕輪、県内3カ所で見つかった人物形土器も展示している。
参加無料の講座を24日(吉ケ谷(よしがやつ)式・吉ケ谷系土器の移動)と31日(長野県各地の後期弥生土器と隣接地域間交流)に開く。いずれも午後1時半から定員80人(申し込み不要)。
火曜休館。観覧料は大人200円。問い合わせは同館(☎027・373・8880)へ。
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