茨城・こども陶芸展 入場者1000人達成 笠間の山田さんに記念品

茨城新聞
2022年8月9日

茨城県笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれている「第21回全国こども陶芸展inかさま」(茨城新聞社、笠間市、笠間市教育委員会主催)の入場者が5日、千人を突破した。千人目となったのは、同市のパート、山田由美子さん(60)と、孫の理翔君(10)、健人君(7)。記念品として、笠間焼のマグカップと栗型の箸置き、蛍光ペンが贈られた。

山田さんは午前10時40分ごろ、水戸市から泊まりに来ていた孫を連れて来館した。「開幕15日で千人の入場者はすごい。コロナ禍であまり出かけられないが、孫と楽しめる展示会」などと喜んだ。

孫の理翔君は「僕には作れないような作品で、圧倒された。来てよかった」と目を輝かせ、健人君は「出品している皆と一緒に大きな作品を作ってみたいと思った」と感想を話した。

陶芸展は31日まで開催。全国の小中学生から応募のあった計1325点全てが、同館1階の第1展示室と2階の県民ギャラリーに飾られている。入場無料。開館時間は午前9時半~午後5時。月曜休館。15日は臨時開館する。