もちもち食感魅力 茨城・小美玉ふるさと食品公社 新ヨーグルト
茨城新聞
2022年6月19日
小美玉ふるさと食品公社(茨城県小美玉市、額賀茂樹社長)がヨーグルトの新商品「OMIYOG(オミヨグ)」を発売した。後発酵で製造し、もちもちした食感が特徴。アルミパウチ容器入り(千グラム)でプレーンと加糖の2種類。直売店など市内2カ所と県内のヨークベニマル各店舗で取り扱う。
ヨーグルトは通常、タンクの中で生乳と乳酸菌を混ぜ合わせて発酵させるが、後発酵は、生乳を容器に詰めた後に乳酸菌を入れる。同公社では初めて取り組む方式。同市産の生乳を100%使い、芳醇(ほうじゅん)なミルクの風味とともに食感も楽しめる。
同公社の木村智信工場長によると、昨年、岩手県で開かれた「全国ヨーグルトサミット」に参加した際、東北勢のヨーグルトの多くがもちもちしたタイプで人気を博していたことにヒントを得て、開発に取り組んだ。
価格はプレーン650円、加糖700円。製造工程に手間がかかるため、それぞれ週に200本ずつの生産になる。市内では「空のえき そ・ら・ら」(同市山野)の直売店ヨーグルトハウスと花木センター(同市部室)の売店で販売。ヨークベニマルは県内約40店舗が取り扱う。