和傘に降り注ぐ錦 【2021 とちぎ紅葉めぐり】小山・間々田八幡宮

　小山市間々田の間々田八幡宮（はちまんぐう）で２８日、紅葉と和傘のライトアップが行われ、初冬の境内は幻想的な雰囲気に包まれた。例年は地元の子どもが育てた菊を展示するが、新型コロナウイルス禍で中止となったため、代わりにライトアップを行っている。モミジやイチョウ、約２０本の色鮮やかな和傘が明かりに照らされると、訪れた人たちは「きれい」と感嘆の声を上げ、写真を撮るなどしていた。

　友人と２人で訪れた茨城県つくば市田倉、会社員中村美由紀（なかむらみゆき）さん（５１）は「ライトアップを楽しみにしており、やっと見られた。すごくきれい」と笑顔で話した。

　和傘の展示はこの日で最後だが、紅葉のライトアップは今週末までの見頃まで続ける予定。日没から午後８時ごろまで点灯する。