夏に別れの薄紅色 壬生 サルスベリ、公園彩る

下野新聞
2021年9月12日

 壬生町国谷の「とちぎわんぱく公園」でサルスベリの花が初秋の園内に彩りを添え、来園者の目を楽しませている。

 「百日紅(ひゃくじつこう)」などとも呼ばれ、頭上に薄紅や白いちりめん状の花を咲かせる。園内には計約150本の木が植えられ、敷地南側の「みどりの丘」で多く見られる。同公園管理事務所によると、見頃のピークは過ぎているものの、あと1週間ほどは楽しめそうだという。

 11日の午前中は小雨が降る中、花を目当てに訪れたり、傘を手に散策したりする家族連れが見られた。鹿沼市緑町3丁目、会社員弓田友浩(ゆみたともひろ)さん(42)は「何度もサルスベリを見に来ていますが、雨にぬれた花もすてきですね」と話していた。

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