“聖地”への旅グランドフィナーレ 日光社参デイリー隊、1100人東照宮到着

下野新聞
2015年12月7日

 江戸時代の徳川歴代将軍による日光東照宮参詣の行程をたどる「日光社参ウオーク」で、7区間を週末に1区間ずつ歩く「デイリー隊コース」最終日が6日、日光市内で行われ、約1100人が東照宮にゴールした。約150キロに及んだ歴史再現の旅は完結。市日光総合会館駐車場で催されたグランドフィナーレでは実行委員会最高顧問の福田富一(ふくだとみかず)知事らが参加者や関係者に感謝の言葉を述べ、「本隊コース」と合わせ計12日間で延べ約3800人が参加した一大イベントを締めくくった。

 日光社参ウオークは徳川家康(とくがわいえやす)の400回忌に合わせた東照宮400年式年大祭を記念し、企画された。デイリー隊コースは全行程を連続7日間で歩く本隊コースと同じ10月24日にJR東京駅前を出発し、同月25、11月8、14、21、12月5日と開催されてきた。

 6日は午前9時から同市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で出発式が行われ、約350人ずつに分けられた第1陣~第3陣が出発。2時間半かけて約12キロ先の日光東照宮五重塔前に到着し、家康の墓所に向かって拝礼した。

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