独特の味わい 木版画26点 大田原 相澤さん小品展

下野新聞
2020年10月27日

 【大田原】版画家相澤弘邦(あいざわひろくに)さん(74)=薄葉=の木版画小品展が24日から、中央1丁目のカフェ&レンタルスペース「as(アズ)」で開かれる。

 同日午後1時からは、県現代詩人会長貝塚津音魚(かいづかつねお)さん(72)=同=が代表を務め、相澤さんもメンバーとなっている詩誌「那須の緒」の同人約10人が詩の朗読会も開く。

 相澤さんは10年ほど前から、東京の画廊などからの依頼で木版画手ずりカレンダー用に小品の制作を開始。今回初めて小品展を開く。

 会場には、カレンダー用の作品を中心に、田園をはじめ犬や猫、雲巌寺などをモチーフにした多色刷り木版画26点を展示する。

 相澤さんは「木目を利用した作品もあり、木版画の独特の世界を感じて、木版画に関心を持ってほしい」と話している。午前11時~午後5時。(問)同店0287・46・5300。

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