寒さで花色鮮やかに シクラメン出荷始まる 坂東
茨城新聞
2015年11月5日
冬の花の定番として人気があるシクラメンの出荷が早くも始まった。坂東市の栽培農家では、ビニールハウスで育てている赤や白、淡いピンク色のさまざまなシクラメンの葉を整える「葉組み」の作業に追われている。
同市辺田の栽培農家「中山花園」では「ビクトリア」など30品種、約1万鉢を栽培。出荷は11月中旬ごろから本格化し、12月末まで続く。贈答品や観賞用に用いられることが多く、同園の直売所では4日、寒さで花色が鮮やかになった花々を買い求める人の姿が見られた。
同園代表の中山藤一郎さん(62)は「今花を付けているのは昨年10月に種まきしたもの。例年よりも生育が早く、花も育ちがいいですね」と話していた。
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