鹿肉弁当 食べに村へ
上毛新聞
2019年9月24日
元南牧村地域おこし協力隊の三好直明さん(53)が今月から、鹿肉のまぜご飯弁当「鹿喰(かじき)めし」を道の駅オアシスなんもく(同村千原)で土日限定で販売している。「村へ立ち寄るきっかけになればうれしい」とPRした。
三好さんは伊勢崎市出身で、2017年から2年間、協力隊として活動。現在は同村馬坂で暮らしている。駆除された鹿の廃棄が多いことから、鹿肉のおいしさを伝えようと弁当販売に乗り出した。
弁当は小松菜とショウガ、鹿肉をあえたしょうゆベースのまぜご飯に、村民から教わった大根の甘漬けなどを添えている。
本県では放射性物質の影響で野生鳥獣肉の出荷が制限されており、鹿肉は長野県から仕入れている。「規制が解除されれば、県産鹿肉を使いたい」と話す。
販売は午前10時から。1個650円(税込み)で25食限定。