「ゴジラ」がグランプリ 里美かかし祭開幕 常陸太田市
茨城新聞
2015年10月24日
常陸太田市里美地区の秋を彩る「第28回里美かかし祭」が24日、開幕した。会場となる同市大中町の里美ふれあい館イベント広場で22日、作品審査会が開かれ、一般の部で「SATOMIゴジラ2015」=阡縁(せんえん)会=が、かかしグランプリに輝いた。
応募作品数は一般の部42点、学生の部15点。来年のえと「申(さる)」をモチーフにした作品が目を引いたほか、独特の動作で話題を呼んだラグビー日本代表の五郎丸歩選手、ゆるキャラ「ねば~る君」など個性豊かなかかしが勢ぞろいした。
グランプリの「ゴジラ」は、爪の先から尻尾まで精巧に仕上げたリアリティーあふれる大作で高さ約4メートルの大迫力。ミニかかしグランプリに吉村誠さんの「災害復興支援猿」、学生の部グランプリには里美中学校の「さと~る君と子供たち」が選ばれた。
井坂勝安実行委員長は「素晴らしい作品がそろった。技術も毎年上がっている。多くの人に足を運んで見てほしい」と話した。かかし祭は11月28日まで開かれ、審査外の友好かかしなどを含む約70点が展示される。
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