秋の豊穣に感謝 筑波山神社で例大祭

茨城新聞
2014年11月3日

秋の豊穣(ほうじょう)に感謝する筑波山神社の例大祭「御座替祭」が1日、つくば市筑波の同神社で行われた。

祭りは、神が季節に応じて筑波山頂の本殿と中腹の拝殿との間で居住まいを変え、衣替えするというもの。春になると山上の神が里に下りて農作を見守り、秋に山へ帰るとされる。毎年4月1日と11月1日の年2回行われる。

神職、氏子総代、世話人らが神社拝殿に納められていた冬用の神御衣(かんみそ)を男体山や女体山の本殿内の夏用の神御衣と交換し下山。神御衣を大みこしに納めて、約150人の行列が街を巡行した。

例大祭の日だけ通ることができる江戸幕府3代将軍・徳川家光が寄進した御神橋を渡って大みこしは拝殿に納められた。

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