スイセン 黄色のじゅうたん ひたち海浜公園
茨城新聞
2019年3月20日
ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で、早咲きのスイセン約2万1千本が見頃を迎えている。花が植えられている丘は黄色のじゅうたんを敷き詰めたようになり、多くの来園者が春めいた景色に足を止めている。
早咲きスイセンの品種は「エクセプション」で、花の形がラッパに似ていることが特徴という。同園管理センター広報係の星みきさんは「つぼみが育つ2、3月が暖かかったため、例年より1週間ほど早く見頃になった。今年は花の育ちがよく見応えがある」と話す。早咲きスイセンは今週いっぱい楽しめるほか、早咲き以外のスイセン約100万本は、今月末から来月初旬に咲き始める見込み。
家族10人でインドネシアから初めて日本を訪れたアントニウスさん(38)は「スイセンを見るのは初めてで、想像を超える立派な花畑に驚いた。満足感でいっぱい」と話し、黄色の丘の散策を満喫していた。
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