つぼみ薄紅 桃の節句へ 那珂川 ハナモモ出荷最盛期
下野新聞
2019年2月18日
3月の桃の節句を前に、那珂川町小砂(こいさご)の笹沼園芸で、ひな祭りに華やかさを添えるハナモモの切り枝の出荷が最盛期となった。
笹沼園芸では、ハナモモの枝木を切り出して束ね、つぼみが淡紅色に膨らむまで温室で10日ほど育てた後、箱詰めして出荷している。
16日も、開花間近のハナモモの爽やかな甘い香りが広がる作業場で、笹沼巧(ささぬまたくみ)代表(38)ら4人が汗を流した。
笹沼代表は「色付き、花持ちともに良好です。早春の彩りを楽しんでもらいたいですね」と話した。
2月末までに計約4万本を東京都や宇都宮市内の生花市場に出荷するという。