朔太郎と龍之介 交友、言葉と漫画で
上毛新聞
2018年11月2日
前橋市出身の詩人、萩原朔太郎と小説家、芥川龍之介を取り上げた特別企画展「この二人はあやしい」が27日、同市の前橋文学館で始まる。内覧会が26日に行われ、2人のアフォリズムに焦点を当てた展示と、清家雪子さんの漫画「月に吠(ほ)えらんねえ」の「龍くんと朔くん篇」が公開された=写真。来年1月20日まで。
芥川が亡くなるまでの数年間、2人は東京・田端の近所に住むなど深く交流した。「文学」「人間」など五つのテーマを設け、それぞれの言葉をパネルや天井に並べて展示。2人の共通点や違いを見比べながら、言葉や表現の奥深さを感じることができる。2人をモチーフにしたキャラクターが登場する清家さんの書き下ろし作品も展示される。
水曜休館。一般400円(3階は無料)。問い合わせは同館(☎027・235・8011)へ。
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