水戸納豆製造 「青神楽」発売 糸引き抑え 青み残す

茨城新聞
2018年7月18日

水戸納豆製造(水戸市、高星修社長)は新潟県産の吉川青大豆を使用した納豆「青(あお)神楽(かぐら)」を発売した。吉川青大豆は上越市吉川区で自家用に栽培されてきた青豆。同地区にある「尾神岳」は「天岩戸」が飛来してできたという伝説がある。岩戸開きの舞「神楽」にちなんで「青神楽」と名付けられた。

県工業技術センターの協力により豆の特徴を生かす納豆菌を使用。高星大輔専務は「蒸煮する時の圧力や発酵の温度と時間。何度も試作を繰り返し、青みと食感を残しつつ、あえて糸引きを抑えた商品が完成した。口の中に入れた時の香りが良い」としている。

JR水戸駅南口のエクセルみなみにある同社直営店や常磐道友部サービスエリア(SA)、守谷SA上り線で販売しているほか、同社ホームページからも購入できる。価格は290円(50グラム)。SAでの販売は2個セットのみ。生産量に限りがあるためなくなり次第販売を終了する。問い合わせは(電)029(221)4281。ホームページhttps://www.mitonatto.com

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