鹿島だこ水揚げ活気 贈答用で人気
茨城新聞
2017年12月28日
正月を前に、鹿島灘漁業協同組合(鹿嶋市平井)で冬の味覚「鹿島だこ」の水揚げが活気づいている。鹿島灘の荒波でもまれ、肉厚で歯応えがあり、身が甘いのが特長。新年の料理用や歳暮の贈答用として人気がある。
タコの種類はマダコ。地元漁師たちは伝統の「たこつぼ漁」で漁を行い、傷が付かないようネットに入れて港に運ぶ。買い付けに来たスーパー「コミュニティーストア ミズノ」(同市下津)の水野明宏専務(36)は「年末は贈答用として売れる」と語る。
競りは28日が年内最後。漁協職員は「水揚げは昨年よりは多いが、本格的な回復はまだまだ」と話し、今後南下してくる「渡り」と呼ばれるタコに期待した。
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